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第1回 整理整頓するということ

2005年6月7日

「整理」と「整頓」で"住みやすさ"を創造

 まず初めに知っていただきたいこと、それは整理整頓の意味について。
  日常、よく掃除と同義語として口にされる整理整頓ですが、その意味合いは少し違うのです。 掃除とはゴミや埃などを対象に清潔さを創り出す作業ですが、「整理」と「整頓」の作業の対象はモノ。所有物の要・不要を判別し、不要なモノを処分する「整理」と、必要なモノを所定の場所に戻し、使いやすく、取り出しやすい状態にする「整頓」。この2つの作業によって、整然とした快適空間を創造することが整理整頓の本質であり、当たり前ですが、けっして押入れにモノをしまいこむことでないのです。

「整理」のコツは、それはまず減らすこと。

 1.面倒臭い、2.モノを捨てられない、3.散らかっている方が便利。これは整理整頓が苦手だという人の一般的な3つの理由だそうです。1と3についてはこの際触れず(笑)、ここでは2の理由について考えてみます。
 捨てられないという気持ち、これは誰しもが思うもの。多数の所有物を目の前にして、いきなり要・不要の判別をするのは確かに難しいことです。そこで、まずは"確実に"不要なモノを捨てることから始めてみましょう。
 壊れた物、着ることができない衣類、タウン誌・ファッション誌など流行に関する情報誌など、これらを処分し所有物の総数を減らすだけで、要・不要の判別はかなり楽になるはず。例えば100の中からモノを判別するのと、不要物を処分した70の中から判別するのでは、70の方が簡単ですよね。
 後は、愛着や利用価値に基づいて要・不要のボーダーラインをしっかりと定め、判別して最終的な処分を行えばOK。減らして、判別して、処分する。この3段階を意識することが効率の良い「整理」のポイントといえるでしょう。

使いやすく、美しく整える。「整頓」は空間演出。

 さあ「整理」が済めば、次はいよいよ「整頓」。
 「整理」でシェイプされたモノを、使いやすいように、あるルールに沿って物を整えます。本なら本、工具なら工具というようにモノを"種類"というルールに沿ってまずまとめ、使う場所の近くに収納していきましょう。
  その際、使う場所の近くに収納するということが非常に大切。例えば、パソコン関係の本はパソコンの近くに「整頓」することで、取り出したモノを戻すことが苦でなくなり、毎日の整理整頓がたいへん楽になります。また、「整頓」の際は、インテリアコーディネイトをするつもりで楽しみながら作業することも重要。収納する箱のデザインにこだわったり、また収納物の高さやカラーを合わせたりと、見た目の統一性も意識することで、生活空間がより心地よくなること間違いなし。

 正しい「整頓」で、限られた空間を使いやすく、美しく演出してストレスの少ない、もうひとつ上の"住みやすさ"を手に入れてください。
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